アフガニスタン——タリバン復権3年目、「忘れられた女性たち」と報道の消失
2021年8月のカブール陥落から3年。タリバンは女性の中等教育・就労を禁止し、アフガニスタンを世界で最もジェンダー抑圧的な国にした。撤退時にCNNは24時間中継したが、2024年の報道はほぼゼロ。2000万人の女性は世界の視界から消えた。
2017年のミャンマー軍による大規模掃討作戦で100万人以上が難民となったロヒンギャ。BBCは「ジェノサイド」と報じ、中国メディアは「内政問題」と沈黙し、ASEAN諸国は言葉を選んだ。クーデター後のミャンマーで、ロヒンギャはさらに忘れられつつある。
1989年6月4日、民主化を求める学生たちに人民解放軍が発砲した。死者数は数百人から数千人——中国政府は今もこの数字を明かさない。35年後、BBCとNYTは毎年特集を組み、「タンクマン」の写真は世界的アイコンであり続ける。だが中国国内では「5月35日」という暗号でしか語れず、香港の追悼集会も国安法で消滅した。世界最大の「記憶の抹消」が、今も進行中だ。