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WORLDDECODED
Media Literacy Guide

読み方ガイド

ニュースを「消費する」から「解読する」へ。 World Decodedをより深く活用するためのメディアリテラシーガイド。

01

同じ事実がなぜ違うニュースになるのか

Framing & Perspective

同じ出来事でも、どの事実を取り上げるか、どの専門家にコメントを求めるか、 見出しにどんな言葉を選ぶかで、まったく異なるニュースが生まれます。

これは「嘘」ではありません。フレーミング(枠付け)と呼ばれる、 メディアの構造的な特性です。

EXAMPLE

ある移民政策について——A国メディアは「治安改善」、 B国メディアは「人権侵害」という見出しをつける。どちらも事実の一側面を報じているが、 読者の印象は180度変わります。

02

メディアのバイアスを見抜く5つの視点

Detecting Bias

01

誰が資金を出しているか

国営、企業、独立で報道の自由度が異なる。

02

何を省略しているか

書かれていないことの方が重要な場合がある。

03

どんな専門家を選んでいるか

コメントを求める専門家の選び方で方向性が決まる。

04

見出しと本文の温度差

見出しは誇張されることがある。本文を必ず読む。

05

他国の報道と比べてどうか

一国だけでは見えない視点が比較で浮かび上がる。

03

「報じない」という報道の読み方

Reading Silence

World Decodedの「沈黙の地図」は、どの国がどのトピックを報じていないかを可視化します。 沈黙には必ず理由があります。

政治的圧力

政府に不都合な情報は国営メディアでは報じられない

商業的判断

読者の関心が低いと判断された話題は優先度が下がる

地理的距離

自国から遠い地域の出来事は報道量が減る傾向がある

文化的盲点

自国の価値観では理解しにくい出来事はそもそも取材されない

04

一次ソース・二次ソース・論評の違い

Source Hierarchy

PRIMARY

一次ソース

公式声明、法律文書、統計データ、現場映像。最も信頼性が高いが文脈が欠ける場合がある。

SECONDARY

二次ソース

通信社(Reuters, AP等)の報道。一次ソースを基に文脈を加えた報道。

ANALYSIS

論評・分析

専門家の解説、社説、オピニオン記事。視点は広がるが書き手のバイアスを含む。